EPSは「エコ素材」の優等生

EPS_MATERIALS

EPSは単独で燃やしてもダイオキシンは発生しません。

EPSの場合、炭素と水素から構成されているので、単独で燃やした場合、ダイオキシンは、発生しません。また、オゾン層に影響を与えるフロンも過去においても一切使われていないので環境に優しい「エコ素材」と言えます。

EPSは「エコ素材」の優等生

発泡スチロールは環境に優しい素材

一般的に発泡スチロールと呼ばれるものには製法・用途の異なる三種類があります。
その一は、発泡剤の入った直径1mmほどのポリスチレン粒(ビーズ・左下写真)を膨張させるビーズ法によって作られる、いわゆる発泡スチロールと呼ばれるもの(EPS)で、主に農水産物の容器や機器の緩衝包装材などに使用されます。

ポリスチレン粒(ビーズ

ポリスチレン粒(ビーズ)

東北資材工業が使用する燃料は、液化天然ガス(LNG)。燃焼させても、亜硫酸ガス、硫黄酸化物などの有害物質を排出しません。
また、窒素酸化物も石油製品に比べて微量。環境に配慮した燃料として自負しています。

その二は、ポリスチレンペーパー(PSP)と呼ばれる主に食品トレーなどに多く使用されるものです。その三は、押出しボード(XPS)と呼ばれる断熱建材などに使用されるものです。EPSの場合、炭素と水素から構成されているので、単独で燃やした場合、ダイオキシンは、発生しません。また、オゾン層に影響を与えるフロンも過去においても一切使われていないので環境に優しい「エコ素材」と言えます。また、断熱材として使用することでエネルギーの節減効果があり、省資源にも寄与していますし、EPS原料生産のために使われる石油も日本の消費量全体のわずか0.08%に過ぎません。

リサイクル率90.8%の優等生

EPSは、リサイクルにおいても優れた性質を持っています。分別や回収が容易で、熱や溶剤により簡単に減容できます。
リサイクル方法としては、主にプラスチック製品や再生発泡スチロールとして利用する方法(マテリアルリサイクル)、また、燃焼時の熱エネルギーを回収再利用する方法(サーマルリサイクル)、ガスや油として再資源化して燃料にする方法(ケミカルリサイクル)などがあります。
これらの方法を使ったリサイクル率は、90.8%(平成30年実績)にも達し、石油製品の中ではトップクラスとなっています。
詳細は発泡スチロール協会(JEPSA)HPをご参照下さい。

【弊社の環境方針】
1.当社の事業活動と製品は、自然環境に対する影響に配慮し、環境汚染防止および環境負荷低減のため、継続的改善を進めます。
2.当社および製品に適用される、環境に関しての法律・規制等を遵守します。
3.限りある資源の効率的活用、再利用、再資源化を推進し、環境負荷を低減します。
4.自然環境の保全に配慮し、広く社会から信頼される企業であることに努めます。
5.この環境方針は全社員に周知徹底します。