ごあいさつ

代表取締役社長　藤原則夫

　当社は、昭和41年にポリスチレンペーパー（ＰＳＰ）の成型加工（食品トレー）を主目的に設立以来、発泡スチロール製品（EPS）の生産パイオニアとして50有余年の実績を重ねてまいりました。
　発泡スチロール製品は、その優れた断熱性・軽量性・経済性により魚や野菜、果物など生鮮食品を衛生的に消費者にお届けするほか、養殖漁業用のフロート、エゾイシカゲガイの養殖容器として、また、家電製品、精密機械の梱包材など広く活用されています。建設分野では、品質マネージメントシステムISO9001に基づく高規格・高品質の住宅用断熱型枠、床下地材、屋根材、外壁材やビル、マンションの断熱材、道路の盛土材料として、その優れた施工性、耐久性、省エネルギー性、居住性によりユーザーから高い評価をいただいており、更に高性能断熱材、防蟻製品は新たな成長分野の事業として量産化に取り組んでいます。
　また、平成19年４月に花巻市石鳥谷町に建設した新工場は、環境・温暖化対策に対応したLNG（液化天然ガス）高効率ボイラーの導入とともに、温水の再利用を図るなど最新鋭の設備を備えて発泡スチロール製品の生産を行っています。
　循環型社会への対応もいち早く取り組み、資源の有効利用に向けたリサイクル施設も併設し再資源化に努めています。
　これからも社員一同、英知を結集し、新製品の開発に努めるとともに、「安全・安心」、「省資源・省エネルギー」を旨に「環境に優しい企業」としてその使命を果たしてまいりたいと考えています。
　今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

　東北資材工業株式会社
　代表取締役社長　藤原則夫